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​プリザーブドフラワーの取扱い方法
枯れないお花、何年ももつお花、と言われているプリザーブドフラワーですが、
保存状態が悪ければ短い期間で
色褪せてしまったり・花びらのヒビ割れが酷くなったりと美しい姿を失ってしまいます。
長く美しい姿を保つためにも、適切な保管環境に置いてあげましょう。

​▪高温多湿の場所を避ける▪

プリザーブドフラワーは高温多湿が苦手です。湿度が高いと花びらが透けて変色してしまいます。
ですからお風呂場や洗面所など湿度の高い場所や、高温になりやすい場所には置かないようにしましょう。


プリザードフラワーの保存に最適な湿度は30~50%とされています。日本の梅雨時期や夏場は湿度が非常に高くなりますので、
そういった時期はなるべく湿度が低い場所へ置いてあげましょう。

▪直射日光や強い光を避ける▪

高温多湿と共にプリザーブドフラワーが苦手なのが直射日光や直風・乾燥です。
直射日光は花の色が褪せる原因となりますので避けましょう。


そして湿度が苦手と言ったかと思ったら乾燥もダメ?!と言いたくなりますが、乾燥に関してはエアコンの風が直接当たるような環境、と考えていただければよいと思います。
直風や極端な乾燥は花びらのヒビ割れに繋がりますので、そのような場所は避けてあげてください。

▪ケースに入れるのもおすすめ▪

クリアーケースに入れて飾ることは、ホコリも付かず、湿気・乾燥・直風を避ける上でもとても有効です。
但し、せっかくの自然な姿を箱入りにする、のには好みが分かれるところです。

▪ホコリが付いてしまったら▪

ホコリというのはお花だろうが何だろうが容赦なく降り注いできます。プリザーブドフラワーにホコリがたまっているのを発見したら、風で吹き飛ばすのが一番良い方法です。


少々のホコリであれば、ふうーっと息を吹きかけて優しくホコリを飛ばしましょう。ドライヤーの冷風を弱風にして吹きかけてもよいでしょう。
ただしドライヤーは近づけ過ぎず、なるべく離して風を当てるようにし、短時間で終わらせましょう。長時間風を当てると、花びらが乾燥してヒビ割れや破損に繋がる可能性もあります。


プリザーブドフラワーはとてもデリケートなお花です。くれぐれも手でホコリを払ったりしないようにしましょう。

▪花びらが透けてしまったら▪

湿度の高い環境に置かれたプリザードフラワーは花びらが透けてくる場合があります。そうなった場合は、再び乾燥させれば元の状態に戻す事も可能です。


透けてしまった花またはアレンジごと、すっぽり入れられる容器にシカリゲルなどの乾燥剤と一緒に入れて密閉し、数日間置きましょう。
すると数日後に元の状態に戻ります。乾燥している冬などは、湿度のない場所に置いておくと自然に戻ることもあります。


ただし花材によっては元には戻らない場合もありますので、気づいたら早めに対処しましょう。

▪衣服やカーテンに色移りしてしまったら▪

プリザーブドフラワーは着色されたお花です。そのため着色液が染み出てカーテンや衣服、壁などに色が移ってしまう場合があります。
なるべく衣服やカーテン、その他周りの物に接触しない場所に置くようにしましょう。
付着した色は落ちにくいため、すぐにティッシュなどで拭き取ってください。拭き取っても色が落ちない場合は、クリーニングへ出していただくことをおすすめします。

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