プリザーブドフラワーの特徴
▪どんなお花なの?▪
「プリザーブド」とは英語のpreserved「保存された」という意味をもちます。
生花のようなみずみずしい姿を保ちながら、枯れることなく、美しい姿のまま咲き続けるお花です。
▪水替え・水遣りが不要▪
特殊な製法で加工されているため(詳しくは「どうやって作られているの?」で)お水は不要(むしろ厳禁)。すなわち水替えも不要です。
▪長時間楽しめる▪
比較的湿度の低いヨーロッパでは5年~10年もつと言われていますが、ヨーロッパより湿度の高い日本では2~3年と言われています。
とは言え、保存環境が良ければ、ヨーロッパと同じように5年以上もたせることも可能です。
枯れることはありませんので、「枯れない」という意味では10年以上持つ、とも言えます。
▪生花にはない様々な色がある▪
特殊な加工により、「真っ青なバラ」や「真っ黒なバラ」、はたまた様々なグラデーションやラメが施されたものなど、
生花には存在しない様々なカラーのお花があります。
▪柔らかな質感▪
加工の際にグリセリンが使われているため、ドライフラワーとは違う、生花のような柔らかな質感が実現しています。
▪安心安全▪
使用されてる色素は食品にも使用されているものが使われているため、万一誤食してしまっても人体に影響はありません。
▪花粉症の人も安心▪
花粉症というとスギやヒノキをイメージしますが、花の花粉でアレルギー反応を起こすこともあります。ですので花粉症の方へ生花を贈る際には注意が必要な場合があります。
その点プリザーブドフラワーは加工の過程で花粉は落とされるので花粉がありません。ですから花粉症の方へも安心して花を贈ることが出来るのです。
▪病院へのお見舞いにも最適▪
プリザーブドフラワーは花粉がないことと合わせて、香りもありません。そのため病院へのお見舞いにも最適です。
また、香りがタブーとされる場所への贈り物・装飾花としても好まれます。
▪価格は少し高価だけど▪
厳選された生花を使い、特殊な技法を施し丁寧に生産されているため、お値段は生花より高価になります。
しかし長く持っても1週間程度の生花に比べ、2年も3年も枯れずに楽しめることを考えれば、決して高価なものとは言えないでしょう。
▪どうやって作られているの?▪
植物の最も美しい状態の時点で摘み取り、脱水作用がある脱色液に浸します。
水分と色が抜けたら、人体に無害な色素のプリザーブド液に浸し、花自身の力で色を吸わせます。
プリザーブド液にはグリセリンの成分が入っているので、ソフトな質感が残り、生花に劣らないみずみずしい仕上がりとなるのです。